top of page

※現在販売中止中
​現在皿バネが入手困難のため、販売を一時中断しています。

プリロードスプリング・ストローク調整タイプ
 
コーンディスク(皿バネ)の定数を考える場合、密着手前(平面状態に成る前)20%程度で定数の上昇は収まります。これは、元々板バネ形状で有るため、平面状態まで変形させた場合、変形率80%付近で定数が落ち着いてしまう事が原因です。
これは、密着手前で定数が急上昇するコイルスプリングタイプのヘルパースプリング・サポートスプリング・テンダースプリング・に比べ、アンチリフティング効果(跳ね上げ抑制効果)は高く成りますが、プリロード効果の持続としては不利と成ってしまいます。
そこで、ストロークを規制する構造体を造り、密着手前でストロークを終了させる物を製作しました。 この場合、計算上では積層枚数を増やす事で定数は低く成るのですが、実質的にストロークが規制されているため、密着する物と同等若しくはそれ以上の定数を安定して取り出す事が可能と成ります。
この場合、コーンディスクの高い定数の持続から、高いプリロード効果が発生し、高い反発力(速い周波数の維持)の持続が可能と成り、グリップ力の向上とその維持が可能と成ります。
また、リフトストロークの調整が容易に行えるため、プリロード量の変化が無い状態下で、ストロークのみの変更が可能と成り、リフティング効果を簡単に得る事が出来ます。
それと同時に、メインスプリングのレート変更などから起こる、セット長の変化に対しても、リバウンドストロークだけを調整する事が可能なため、同じプリロード量・同じリバウンドストローク量(変更レートにより異なる)・を確保した状態で、メインスプリングの素性を判断する事が可能と成ります。
また、異なる厚みのディスク、1.4t・1.6t・を組み合わせて使用する事で、バリアブルレートを造る事も可能で、プリロード効果を高くした状態で、リフティング効果を高く演出する事も可能です。
 
 
 
ディスクを6枚使用した場合、調整の幅として、8mmから12mmの間で、3種類の設定が可能です。
 
設定例
2mm単位で 8mm・10mm・12mm (12mmの場合密着します。)
2mm単位で 7mm・9mm・11mm
1mm単位で 9mm・10mm・11mm
などの設定を製作時に選択可能です。
bottom of page